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1999-02-04
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6KB
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130 lines
ハ
Scrollabilityは、スクロールバーやキーボードを使うより、より早くより直感的に書類をスクロールさせるものです。Scrollabilityの機能を見るには、コントロールパネルを開いて試すのが一番です -- 再起動せずに、スクロールインフォメーションパネルでScrollMagickを使うことができます。
使用する前にScrollabilityをもっと詳しく知りたい場合は、この書類の残りの部分をお読み下さればお役に立つでしょう。
ハ
Scrollabilityには2つのモードがありますが、より有用なのはおそらくホバースクロールモードでしょう。スクロールさせるためにクリックする必要はなく、ウィンドウのエッジにカーソルを“ホバー”させるだけです。Scrollabilityでの“エッジ ”は、ウィンドウの上下各10%に定義されています。下図の赤い部分にあたります。この定義されている数値は、コントロールパネルの“オプション...”ボタンをクリックして変更することができます。
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ウィンドウの上部にカーソルを移動させると、ウィンドウは上にスクロールします。同じように、カーソルを下部に移動させると下にスクロールします。スクロール範囲に移動させるにしたがい、ウィンドウスクロールはより早くなります。例えば、カーソルが上部スクロール範囲のより下の部分にある場合、ウィンドウはゆっくりとスクロールし、カーソルが同じ上部スクロール範囲のより上の部分にある場合、ウィンドウはより早くスクロールします。
Scrollabilityでこのようにスクロールさせると、カーソルは下図のようにスクロールする方向を示す矢印ポインタに変わります:
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Scrollabilityのもう一つのモード、グラブスクロールは、ウィンドウ内のコンテンツをつかんで上下にドラッグさせることができます。グラブスクロールを使う上でもっともコツが必要なのは、いつ動作させるかを決めることです。グラブスクロールは上記のようにカーソルがウィンドウエッジにあるときや特定のモディファイアキー(コマンド、オプションなど)を押しているときに動作します。これを設定するには、Scrollabilityコントロールパネルの“グラブスクロール”の下にある“オプション...”ボタンをクリックします。すると次のようなダイアログボックスが出ます:
ハ
(このダイアログで、お好みによりScrollabilityが動作するエッジの範囲を調整することができますが、ほとんどの皆さんに合うような初期設定になっています)
“エッジのみ”のオプションが選択されているときには、グラブスクロールはカーソルがウィンドウのエッジ上にあるときに動作します。“下記のキーが押されているときはどこでも”が選択されているときには、グラブスクロールは選択したモディファイアキーが押されているときに動作します。これはモディファイアキーが選択されているときだけです。グラブスクロールが上記のいづれかの方法で動作すると、カーソルはての形に変わり、ウィンドウコンテンツをつかんでドラッグすることが可能であることを示します。(ホバースクロールとグラブスクロールの両方が可能な状態で、ホバースクロールでウィンドウをスクロールさせると、カーソルは矢印が中にある手のマークに変わり、ウィンドウがスクロール中でありかつ、つかむことができることを示しています)
ハ
これらのカーソルが表示されているときに、クリックし、マウスボタンを押したままにしてウィンドウコンテンツをスクロールさせます。カーソルは“つかんだ”手の形になり、マウスを上下にドラッグするとウィンドウがそれについてきます。
グラブスクロールは、特にプログラマブル・マルチボタンのマウスやトラックボールでよく動作します。他のマウスボタンでグラブスクロールを動作できるからです。モディファイアキーの組み合わせでグラブスクロールを動作するようにScrollabilityを設定し(このときは全部のキーをセットするのがベストです)、これらのグラブスクロールのキー設定をマウスのクリックに適用させます。
いくつかのアプリケーションでは、Scrollabilityはマウスの動きに合わせたスクロールができません。この場合、Scrollabilityは最良の動きをしようとしますが、ドラッグし終わった後にもウィンドウがスクロールし続けることがあります。スクロールする距離はマウスを動かす距離に合わせますが、このような現象が起きる場合はゆっくりとドラッグするか、ウィンドウがスクロールする距離とマウスを動かす距離との関係を理解して下さい。どんな場合も、マウスボタンを離した場合はすぐにウィンドウのスクロールが止まります。
ハ
Scrollabilityは様々なマッキントッシュの機種で試し、可能なかぎりの様々なソフトの組み合わせにおいてスムーズな動きをするように努力しました。ですから、Scrollabilityはローレベルで動作しますが、いくつかのソフトでは問題があるようです。幸いなことに、Scrollabilityがあなたの仕事の邪魔をさせないようするのは簡単です。
Scrollabilityが特定のアプリケーションに悪さをする場合、そのアプリケーションを除外リストに追加することでそれを防止できます。(Scrollabilityコントロールパネルの“除外...”をクリックします) Scrollabilityには、初期の設定でアドビのAcrobatやPhotoshopのように相性の悪いソフトの除外リストがついています。
ハ
1.0.5 (2/3/99)
- Office98で、ボタンが消えてしまうという不具合を解消。
1.0.4 (9/9/98)
- OS 8.5に対応。
- Netscape、CodeWarrior、Microsoft Wordによる不具合を解消。
1.0.3 (4/20/98)
- Internet Explorer、Eudora、Compuserve Information Managerによる不具合を解消。
- Scrollabilityがウィンドウ内で自然に停止してしまう問題を解消。
- ScrollabilityをCaps Lockキーで一時的に停止させる機能を追加。
- Microsoft Wordに対応。
1.0.2 (4/10/98)
- 商標に觝触する恐れがあるため、このコントロールパネルの名前をScrollMagickからScrollabilityに変えました。新バージョンに合うようにグラフィックスとデザインも変更しました。
- スクロールエリアが非常に小さな場合は、自動的にオフにするようになりました。
- 特定のビジュアル的な例外(特にちらつきやウィンドウの再描写の際の不具合)を取り除くために、内部処理のかなりの部分を書き直しました。
1.0.1 (12/28/97)
- コントロールパネルのインターフェースを若干デザインし直しました。
- Snapz Proとの互換性に関する自動警告を追加しました。(Snapz ProやSmart ScrollはScrollabilityの前に読み込まれる必要があります)
- 「エッジ」の範囲を設定できるようにしました。
- 小さなバグ群を修正。
- 日本語版が出ました。
1.0 (12/12/97)
オリジナル・リリース。
この日本語版は作者の承諾を得ております。
日本語訳:佐藤 修
osamu@connectint.co.jp